旅行・子供の運動会・年間たくさんの行事がある中で、
SDカードを使用する頻度が高くなってきているこの頃。
使えないカード・ハイスペックすぎるカードを購入してしまって無駄な出費をさけたいよね!
という事で今回はSDカードに書いてある数字・マークを簡単にサクサクっと解説させてくださいませ。
問題!このSDカードはどんなSDカード?
さて、上のSDカードの容量・スピードクラス分かりますでしょうか?
数字やよく分からない記号にまみれて意味がわからなくなってきますね・・・。
SDカードのマークの種類について
それでは1つ1つ簡単にはなりますが解説していきます。
まずこの赤枠で囲った部分に注目!
SDカードはSD/SDHC/SDXCの3種類があります。
この3種類の違いは!?
SDカード | 容量128MB~2GBまで |
SDHCカード | 容量4GB~32GBまで |
SDXCカード | 容量64GB~2TBまで |
ということはこのSDカードは
SDXCのカード、つまり64GB~2TBまでのSDカードという事がわかりました。
SDカードのスピードクラスの表記

この数字はスピードクラスというものです。
ビデオ録画・写真撮影・データのコピーなどの【読み込み・書き込み】を最低でもどれくらいのスピードで行うかというもの。
SDカードのスピードクラス(書いてある数字)が大きいほど読み書きの速度が速いということになります。
Cの中の数字が【2】【4】【6】【8】【10】の5種類が存在します。
数字の役割は保証されている読み書き速度の事です。
つまり最低速度の事です。
クラス(Cの中の数字) | 保証最低速度 |
2 | 2MB/s |
4 | 4MB/s |
6 | 6MB/s |
8 | 8MB/s |
10 | 10MB/s |
これもスピードクラス!?

SDXCの右側のI(ローマ数字の1です)とアルファベットのUのなかにある数字の3
実はこれもスピードクラスなんだ。
さっきのスピードクラスと違うのはUHS-Ⅰという規格に対応しているという事。
UHS-Ⅰとは【UltraHigh Speedフェーズ1】という意味です。
Uの中に数字の3の表記があるのでUHS規格の中のスピードクラス3になります。
2種類の最低保障レートは
■UHSスピードクラス3:30MB/s (240Mbps)
■UHSスピードクラス1:10MB/s (80Mbps)
SDカードには3種類のスピードクラスがある
- 【SDスピードクラス】
- 【UHSスピードクラス】
- 【ビデオスピードクラス】
上記3種類のスピードクラスの力関係(?)は
SDスピードクラス<UHSスピードクラス<ビデオスピードクラスになります。
■上画像のSDカードの表記はUHSスピードクラスなのでスピードクラスの領域もカバーしています。
赤枠内の【ビデオスピードクラス】はSDスピードクラス・UHSスピードクラスの領域をカバーしています。
つまりは使用可能という事です。
(つまりSDXCは使用不可)
そして今の記述であった【ビデオスピードクラス】ですが表記は「V」です。
SDカードを用意する時に確認するPOINT
取扱説明書をみてもらうと「この機材はスピードクラス〇〇以上推奨」と書いてあると思います。
そのスピードクラス以上のSDカードで、
「〇〇GBのSDカードでは■■時間の撮影が可能」と表記してあると思います。
つまり、その条件を満たしているSDカードを用意すれば問題なく撮影する事ができます。

1段階2段階と上質なSDカードを用意することでが撮影失敗のリスクは少なくなる事は間違いありません