SDカード

【SDカード】表記されているマークの意味・選び方【スピードクラス】

SDカードの画像

旅行・子供の運動会・年間たくさんの行事がある中で、
SDカードを使用する頻度が高くなってきているこの頃。

買ったSDカードが対応していなかったり、撮影中に容量が足りなくなったりして散々な目にあった事があるわ・・・。

使えないカード・ハイスペックすぎるカードを購入してしまって無駄な出費をさけたいよね!

という事で今回はSDカードに書いてある数字マークを簡単にサクサクっと解説させてくださいませ。

問題!このSDカードはどんなSDカード?

SDカード128GB

さて、上のSDカードの容量・スピードクラス分かりますでしょうか?
数字やよく分からない記号にまみれて意味がわからなくなってきますね・・・。

全然分からない・・・。
それじゃあ、解説していくね

SDカードのマークの種類について

それでは1つ1つ簡単にはなりますが解説していきます。
まずこの赤枠で囲った部分に注目!

SDカード128GB

SDカードはSD/SDHC/SDXCの3種類があります。

この3種類の違いは!?

 

SDカード 容量128MBメガバイト~2GBギガバイトまで
SDHCエイチシーカード 容量4GBギガバイト~32GBギガバイトまで
SDXCエックスシーカード 容量64GBギガバイト~2TBテラバイトまで

 

ということはこのSDカードは
SDXCのカード、つまり64GB~2TBまでのSDカードという事がわかりました。

さすがに〇〇GBって数字が書いてあるから分かるわよ!
むずかしく書いてるけど赤枠内の記号は、容量をさす記号ってだけなんだ!

SDカードのスピードクラスの表記

次の問題はこの赤枠の中の数字!!
SDカードのスピードクラスの表記
アルファベットのCの中に数字の10が書いてあります。
うーん。まるで分からないわ・・。

この数字はスピードクラスというものです。

ビデオ録画・写真撮影・データのコピーなどの【読み込み・書き込み】を最低でもどれくらいのスピードで行うかというもの。

つまり最低限の転送速度なのです。

SDカードのスピードクラス(書いてある数字)が大きいほど読み書きの速度が速いということになります。

Cの中の数字が【2】【4】【6】【8】【10】の5種類が存在します。

数字の役割は保証されている読み書き速度の事です。
つまり最低速度の事です。

クラス(Cの中の数字) 保証最低速度
2 2MB/s
4 4MB/s
6 6MB/s
8 8MB/s
10 10MB/s

これもスピードクラス!?

次の問題!この赤枠の中の数字はどんな意味?
SDカードのスピードクラス2

SDXCの右側のI(ローマ数字の1です)とアルファベットのUのなかにある数字の3

またまた意味不明だ・・・。

実はこれもスピードクラスなんだ。

さっきのスピードクラスと違うのはUHS-Ⅰという規格に対応しているという事。

UHS-ⅠとはUltraウルトラHigh Speedハイスピードフェーズ1という意味です。
Uの中に数字の3の表記があるのでUHS規格の中のスピードクラス3になります。

2種類の最低保障レートは

■UHSスピードクラス3:30MB/s (240Mbps)
■UHSスピードクラス1:10MB/s (80Mbps)

同じスピードクラスなのに2種類もあるの!?
2種類どころか3種類あるんだよ!
3種類目のスピードクラスについてはコチラの記事を参照ください。

SDカードには3種類のスピードクラスがある

  • 【SDスピードクラス】
  • 【UHSスピードクラス】
  • 【ビデオスピードクラス】


上記3種類のスピードクラスの力関係(?)は
SDスピードクラス<UHSスピードクラス<ビデオスピードクラスになります。

3種類のスピードクラス比較

上画像のSDカードの表記はUHSスピードクラスなのでスピードクラスの領域もカバーしています。

スピードクラス比較

赤枠内の【ビデオスピードクラス】はSDスピードクラス・UHSスピードクラスの領域をカバーしています。
つまりは使用可能という事です。

スピードクラスが2つあるのは新規格のUHSスピードクラスのみではなく1つ前のスピード規格にも対応していますよという事なのです。
※使用可能SDカードがSDHCまでの機材もあるので注意が必要
(つまりSDXCは使用不可)

そして今の記述であった【ビデオスピードクラス】ですが表記は「V」です。

SDカードを用意する時に確認するPOINT

取扱説明書をみてもらうと「この機材はスピードクラス〇〇以上推奨」と書いてあると思います。

そのスピードクラス以上のSDカードで、
「〇〇GBのSDカードでは■■時間の撮影が可能」と表記してあると思います。

つまり、その条件を満たしているSDカードを用意すれば問題なく撮影する事ができます。

SDカードを用意する時に確認するPOINT
表記の条件をギリギリ満たすSDカードではなく
1段階2段階と上質なSDカードを用意することでが撮影失敗のリスクは少なくなる事は間違いありません
今回は以上になります。